ゼロ＠零式。

「終わりまであなたといたい それ以外確かな思いが無い
ここでしか息が出来ない 何と引き換えても 守り抜かなきゃ」

直情的に入り込んできて、泣いた部分。
ゼロの歌詞。

今でも鮮明にみんなの死に顔が目に浮かぶ。うるっと来ちゃうけど、でも悲しみとは違う。
勿論悲しみもある。
けど羨望とか、恐怖とか、感動とか…今までの生き方からのあのシーンは、たくさんの感情を揺さぶるんだよね。

まだ高揚してて収まらないから、つらつら書いてみる。

マキナが途中から、兄が０組のせいで死んだってことに関して０組に冷たくなるようになったし、言葉全てにキレてたくらい、みんなは淡々と、特にクイーンなんて冷めてるし。
でも、戦うことしか教わってなくて、敷かれたレールしか進んでなくて、死者の記憶も消える世界で、どうやったら感情豊かになれるだろうか。

そういう視点で考えてみると、みんな言葉足らずで不器用で。純粋で。
そこからEDまで持っていくと、彼らが人として死んでいけたんだなって、嬉しく感じたりする。

勿論死なずに済む道があったならそっちのが良かったけどね！！（号泣）

死者の記憶があったら前に進めない。
この世界の設定は、私らみたく死者の記憶を忘れられない人にとっては到底考えられないよね…

昨日まで話してたのに。
いつの間にか自分しかいない。
けど、誰がいたかわからない。

死んだら、頑張ってきたことも全て消える。

名前のタグだけが、自分がこの世にいたって証。

死ぬ前に「忘れられたくない」って、消えていくのが薄ら寒いなーと。

アリサが皇国に捕まってから、みんなアリサの記憶があるから「まだ生きてるってことですよね」って言ってたのが、
「誰かの帰りを待ってた気がするんですけど、誰だかわからないんです」に変わった瞬間は流石にきつかったわ…。

忘れられるって怖いなぁ…って、リアルに重ねたら、怖くなった。

私も明日には、無になっちゃうかもしれないのかなぁって。

だからこそ、今を精一杯生きるんだろうけど。

あぁもうホント切ない…！